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ソフトウェア紹介の第3回目は、ネイティブコンパイラ搭載の本格派プログラミング言語「ActiveBasic」です。ネイティブコンパイラ(機械語を直接出力するソフトウェア)を搭載しており、非常に高速なプログラムを製作できます。文法は、BASIC に拡張を加えたものとなっています。また、N88BASICの文法にも対応しており、N88BASICの知識も利用できます。
コンパイラ式ではありますが、デバッガを搭載しており、一行一行実行しながらデバッグ(プログラムのエラーを探し、修正すること)することが可能です。また、インタプリタ言語と異なり、実行ファイルサイズが非常に小さくなることも特徴です。フォームデザイナもあり、画面デザインなどをを簡単に設計することができます。また、64Bit Windows 用のコンパイラを搭載しており、最新の 64BitCPU でも高速な動作が可能です。 しかし、残念ながら、単純計算処理は非常に高速なものの、文字列変数を用いた文字列処理はやや低速です。用途によっては設計を工夫する必要があるかもしれません。 英語言語ということもあり、初心者にはやや敷居が高い感は否めませんが、実行速度の高さ、GUI構築の容易さ、64bit Windows 対応など、大きなアドバンテージを持っています。WindowsAPI に関するかなり詳しいマニュアルも付属しています。また、公式サイトには丁寧な「プログラミング講座」まであります。「本格派プログラミング」をしたい方、「昔BASICをやったけど、プログラミング環境は高いし・・・」と考えている方も、チャレンジしてみてはいかがでしょう? なお、ここで紹介する ActiveBasic は Ver.4 ですが、現在最新版の Ver.5 が開発途上にあります。公式ページでは開発途上の Ver.5 CP5 が公開されています。正式版の公開時期はまだ未定ですが、更なる飛躍が期待できそうです。 公式サイトは http://www.activebasic.com/ |