皆さんこんばんは。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、秋分の日を過ぎてから急に秋めいてきました。
「フォーラムの空模様」コーナー34回目、今回は、ウイルス定義の更新のみが続いていたAvastのWindows XP対応バージョンについて、10/1より動作サポートが終息するというお話。
元になったフォーラムトピックはこちら。
EOL support for Windows XP
https://forum.avast.com/index.php?topic=328967.0
どういうこと?
「動作サポートが終息」とはどういうことかと言うと、ウイルス定義の更新は継続するが、Windows XP環境における動作検証が実施されなくなる、ということです。
つまり、今後はWindows XP 環境においては、ウイルス定義の更新後に、予期せぬ不具合が起きる可能性がこれまでより高くなる、と言うことになります。フォーラムにおいて、開発陣は「at your own risk」すなわち自己責任で使用するように、と述べています。
Windows 7 もそろそろか?
Windows XPは、2001年のリリースからすでに23年、2014年のMicrosoftによる公式サポート終了から10年、Avast によるプログラム更新終了の2018年12月から約6年が、それぞれ経過しています。XP環境をインターネットで使用することは、技術的には現時点でも不可能ではないとはいえ、ハードウェアの寿命も考えると、いい加減引退の時期ではあるでしょう。
ところで現在、Avast AntivirusはWindows 7に対してはプログラム更新も含めて完全なサポートが継続されていますが、こちらもMicrosoftの公式サポートは2020年に終了しています。Avast によるXPへのプログラム更新が打ち切られたのは、Microsoftによる公式サポート終了から4年後でした。Windows 7についても、同様に4年が経過していることを考えると、Windows 7に対しても、そろそろプログラム更新が終了される頃合いかもしれません。
本日は以上となります。